■高田賢三、夢をかける ■となりの不可思議 ■田口薫

■東京オペラシティアートギャラリー,2024.7.6-9.16
*以下の□3展を観る.
□高田賢三,夢をかける
■作家:高田賢三
■高田賢三の服は気軽に手に取れそう、着たことは無いが。 それは「木綿の詩人」と「フォークロア」が緩やかに結びついているからです。 どこか懐かしさがある。 そこに「衣服から身体の解放」をテーマにして古さを新しくした。 これが高田賢三のイメージです。
しかし21世紀も四半世紀を過ぎるとやはり歴史に組み込まれていきますね。 それでもファッションは人間身体が変わらない限り、古さも新しさも更新されていく。 今も高田賢三は古くて新しい。
□となりの不思議,収蔵品展080寺田コレクションより
■作家:相笠昌義,長谷川健司,加藤清美ほか
■いつもの収蔵品展とは違います。 作家数を減らして一人当たりの点数を多くしている。 このため作家により近づくことができた。 落田洋子、川口起美雄はじっくり観ました。 河内良介の鉛筆画もです。 落ち着いて観ることができるのは10人前後ですか。
□田口薫
■作家:田口薫
■木製パネルに絵具を塗っているが近づいてみるとなんと彫もある。 コクがある大地の色と影はキリスト教を受け入れるのが容易です。 抽象画ですが物語が見えます。