■TRIO、パリ・東京・大阪のモダンアートコレクション
■作家:長谷川利行,松本俊介藤島武二,R・デュフィ,P・ボナール,M・ブランシャールほか
■東京国立近代美術館、2024.5.21-8.25
■「鏡台の前の裸婦」(R・ドローネー)が迎えてくれる。 安井曾太郎と佐伯祐三に挟まれるとパリらしいほんわかした自由が一層感じられる。
パリ市立近代美術館蔵の作品が会場を華やかにしていました。 小出楢重、藤田嗣治などパリ派の支援もある。 前半は東京と大阪の違いがはっきりしていたが後半は混ざり合ってしまった。 これはしょうがないでしょう。
思っていた以上に気に入った作品が多い。 日本とフランスの有名画家が満遍なく出揃っていたからです。 映像作品もあったが絵画・彫刻と同じ部屋だと観る気が起きない。 映像の会場レイアウトは頂けない。
7つの章と多くの節で範囲を狭めてトリオで迫ってくるのは窮屈ですが、これに身を委ねてしまえば楽しく観ることができる展示会です。